「保険会社のデータサイエンティスト」
として道を切り拓いていく。

佐藤 正太

デジタルビジネスデザイン部 データソリューショングループ
(※取材当時)
2021年入社

17

「私の未来」

損害保険の分野で、社内外から認められるデータサイエンティストに。

データサイエンティストは、統計学や情報工学の知識等を駆使しながら膨大なデータを今後のビジネスに役立てていくことが主なミッションです。当社もその取組を推進していますが、データサイエンティストだけでこのミッションを達成することは当然難しく、本社・営業・損害サービスの各部署との連携が必要不可欠です。そのため、各部署との協働を通じてデータ分析の実績を積み上げていくことが重要です。
データサイエンスの可能性は広く、挑戦が求められる分野でもあるので、まさに道を切り拓いていく毎日です。壁にぶつかることが多い分、得られるものも多く、やりがいがあります。今後も、日々進化するデータサイエンス技術を身に着けて専門性を高め、損害保険の様々な分野のデータ分析に率先して取り組んでいくことで、社内外から認められるデータサイエンティストを目指していきたいです。

データ分析で何が実現できるか。
これを広げていくことも、
データサイエンティストのミッションの一つ。

社会のデジタル化が急速に進んでいくなか、膨大なデータを蓄積している保険会社には、データやデジタル技術を活用した保険業務の高度化や、社会・地域課題の解決で、安心・安全を創造していくことが求められています。当社において実際にデータを分析、有用性を検証して具体的なソリューションの開発や施策の立案に活かす役割を担っているのが、データソリューショングループとそこに所属する私たちデータサイエンティストです。
データソリューショングループは比較的新しい組織であるため歴史も浅く、ビジネスへの貢献が求められる一方で、「データ分析=敷居の高いもの」という印象を社内で持たれてしまっている側面もあります。そのため、様々な部署と積極的にコミュニケーションをとりながら、「データ分析で何が実現できるか」を社内に広げていくことも私たちのミッションの一つだと考えています。各部署が保有するデータを知り、業務に照らし合わせた活用方法を模索・提案し、データ分析によって新たな価値を提供することで、保険会社ならではのデータサイエンスの発展に寄与していくことを目指しています。

社内のデータ利活用推進業務で、
他部署と同じ方向を向いて進んでいくには、
深い理解と信頼が重要。

様々あるデータサイエンス業務のうち、私は社内のデータ利活用推進業務を担当しています。保険会社は各部で担う業務が全く異なっていることから、データ分析も業務内容に応じて都度設計する必要があります。課題を正しく理解するため、対象業務の知識の吸収に力を入れている他、こちらが欲しい内容をより詳細に引き出せるよう、話してもらいやすい聞き方・言葉遣いも意識しています。特に、データ分析の対象となる部署との間で認識齟齬が起こらないように、最初に目標と細かいゴールをきちんと設定し、適宜コミュニケーションを取りながら、分かりやすい用語や図を使っての説明を心がけています。
他部署と同じ方向を向いて進んでいくには、深い理解と信頼が重要です。例えば、ある部署で業務課題についてデータを活用した要因分析をしたいとなったときは、相対部署の業務担当者と一緒になって「そもそもの課題は何か」「使えるデータは何か」「実務に有効な分析は何か」を考え、分析方法の提案と実行を担当します。また、将来予測を行う案件では、相対部署が収集したデータを私たちで可視化し、現状の業務フローと一つずつ照らし合わせながら業務やデータの理解の深め、機械学習モデルの構築に取り組みます。このように、データ利活用推進に自分の力を役立てられることが嬉しいですね。

自分のデータ分析が、
保険会社のデータサイエンスの実績となって、
全国に広がっていっていると日々実感。

私の分析結果を活かした施策が全国の支店へ発信されることもあり、その時は、多くの社員が日々行っている業務にデータサイエンスの側面から貢献できたと感じます。このようにデータ分析から得られた知見が実際の業務でも有効だと示すことができると、この道を進んでよいのだという手応えを感じられます。そして、一緒にデータ分析に取り組んだ部署から新たなデータ利活用アイデアが出てきたり、これまでデータ分析にハードルを感じていた部署や社員にも認知されて新しい分野でのデータ利活用推進につながったりと、データサイエンスで切り拓く領域が広がってきていることに、大きなやりがいを感じています。
保険会社にとってデータサイエンスは比較的歴史の浅い領域ですが、自分の行っているデータ分析が実績となって、全国に広がっていっていると日々実感しています。今後も様々な分野に積極的に挑戦し、知識と経験を蓄えることで「保険会社のデータサイエンティスト」として大きく成長していきたいと考えています。

PROFILE

佐藤 正太

2021年入社。学生時代は金融工学や数理ファイナンスを専攻。大学院でデータサイエンスと出会う。就職活動は金融業界を中心に見てまわる中で、事故や自然災害に遭われた当事者を直接助けられる損害保険業界に興味を持ち、データビジネスに注力しているあいおいニッセイ同和損保にデータサイエンスコース社員として入社。損害保険は扱う保険の種類が多く、データの幅広さに魅力を感じている。

座右の銘
「道はどんなに険しくとも、笑いながら歩こうぜ」。
仕事をしていれば楽しいことばかりではなく、辛いこともあります。
ただ、その時にどれだけ気持ちを明るくできるかが成功に繋がると考え、日々明るく業務に取り組んでいます。
自分を一言で表すと
「明朗快活」。
何事もポジティブに捉え、日々楽しくいたいと思う性格からなのか、周りからよく言っていただけます。
また、人と話すのが好きで、会話を楽しんでもらいたい思いがあるので、
自分のためにも、相手のためにも、明るく元気にコミュニケーションを取るようにしています。
「人を知る」へ戻る
トップへ戻る