TOP PLAYER
データサイエンティスト
MEMBER PROFILE
大沼 顕介
Kensuke Onuma
未来戦略創造部
Aioi R&D Lab-Oxford CTO
(テックチームリーダー)
2017年入社。経営企画部においてデータソリューション室を立ち上げる。2022年に新設された未来戦略創造部に異動。2023年1月よりオックスフォード駐在員として、AIなどの最先端技術を用いた革新的保険開発のための研究に従事。
QUESTION #01
前職の仕事について教えてください。
AV機器の電機メーカーで約19年勤務していました。システム・ソフトウェア開発、ビジネス企画など幅広く担っていく中で、データ分析の業務に興味を持ち、データサイエンティストの組織を立ち上げ、スマホアプリのログデータ分析、コンテンツ推薦システムの開発、デジタルマーケティングのための顧客データ分析などに携わっていました。
QUESTION #02
当社への転職を決めた理由や経緯、当社入社の決め手について教えてください。
前職では、自分が携わった商品・サービスが世に出て、みんなが喜んで使ってもらうことに楽しみを感じていましたが、もっと生活に根差したより良い社会の基盤づくりに携わりたいという思いが湧いてきました。その中で、あいおいニッセイ同和損保にてテレマティクス自動車保険で得られたデータの活用をこれからグローバルに展開するためにデータサイエンティストを募集していると伺い、担当の方に話を聞かせていただいたのがきっかけです。
保険サービスというのはまさしく「安全・安心な社会のための基盤づくり」につながる業務だと思い、非常に興味を持ちました。当時は立ち上げ時期ということもあり、自身の多様な業務経験や組織の立ち上げ経験を活かせる場所だと感じたこと、担当者の誘いが背中を押してくれたことから、最終的に転職を決めました。
保険サービスというのはまさしく「安全・安心な社会のための基盤づくり」につながる業務だと思い、非常に興味を持ちました。当時は立ち上げ時期ということもあり、自身の多様な業務経験や組織の立ち上げ経験を活かせる場所だと感じたこと、担当者の誘いが背中を押してくれたことから、最終的に転職を決めました。
QUESTION #03
違う業界への転職ということで、入社前のイメージとのギャップ、
やりがいでは、どういうものがありましたか?
入社前は、比較的フラットな環境の電機メーカーからの転職ということで、企業文化の違いに苦労するのではないかと思っていました。しかし、当初から役員と直接対話・議論する機会が与えられるなど、個々のやる気を受け入れて身分・組織の隔てなくコミュニケーションができる文化があったのは、良い意味でギャップでした。
QUESTION #04
損保会社におけるデータサイエンティストの仕事内容や役割について教えてください。
データサイエンティストというと、データ分析業務だけが注目されますが、特に損保会社においてはビジネスへの貢献が重視されるため、ビジネス理解→分析課題定義→プロジェクト企画・立案→データ加工→データ分析→評価→ビジネス適用提案→ビジネス適用までの一連の過程に必要なあらゆる業務を担うことが求められます。そのために技術だけではなく、ビジネスの企画力・交渉力・プレゼン力も必要になってきます。
QUESTION #05
現在の業務内容について、具体的に教えてください。
2023年1月よりイギリス・オックスフォードに赴任し、Aioi R&D Lab – Oxford※1の、CTO※2を担っています。主な業務内容は、技術メンバーの統括、各開発プロジェクトの技術視点での評価・助言、新たな技術開発プロジェクトの企画・推進、データ分析環境構築整備、分析データの管理を行っています。
QUESTION #06
データサイエンティストがグローバルで活躍できる環境についてはどう考えていますか?
データサイエンティスト職がグローバルに活躍できるフィールドがあることが、とても珍しい会社ではないか思っています。具体的には、イギリス・アメリカ・シンガポールにおいて、データビジネスの立ち上げや社内データ利活用推進の実現のため、データ分析にとどまらない様々な業務を担うことができます。
QUESTION #07
あいおいニッセイ同和損保でのやりがいと、
これから成し遂げたいこと、挑戦したいことについて教えてください。
これまで会社としてインパクトのあるプロジェクトの立ち上げに関わる機会もあり、そのような大きなプロジェクトを軌道に乗せたときには、大きなやりがいを感じます。そのためには苦労も多いですが、その大きなプロジェクトの中の小さな活動の中で、例えば分析した結果がビジネスで有効活用された、などの小さな成功体験を日々のやりがい・励みとしています。
入社してから、テレマティクス自動車保険ビジネスのグローバル展開、社内データ利活用推進、データビジネス創出など、様々な取組を経験させてもらいましたが、入社したときに思っていた「社会の安全・安心の基盤づくりへの貢献」が今も変わらずに実現したいことです。そのために、テレマティクス自動車保険の次の、データを基にした安全・安心の基盤を構築すること、そして活動を永続的なものにするための技術・人財・環境づくりに貢献していきたいです。それがまさしく、現在当社が目指しているCSV×DXの実現にもつながる、と考えています。
入社してから、テレマティクス自動車保険ビジネスのグローバル展開、社内データ利活用推進、データビジネス創出など、様々な取組を経験させてもらいましたが、入社したときに思っていた「社会の安全・安心の基盤づくりへの貢献」が今も変わらずに実現したいことです。そのために、テレマティクス自動車保険の次の、データを基にした安全・安心の基盤を構築すること、そして活動を永続的なものにするための技術・人財・環境づくりに貢献していきたいです。それがまさしく、現在当社が目指しているCSV×DXの実現にもつながる、と考えています。