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部門別対談/IT部門

当社において、IT部門がどんな業務を担うのか?なぜ積極的に経験者採用を行うのか?
そして、どんな人材を求めるのか?IT部門のグループ長を担う2人に質問してみました。

MEMBER PROFILE

永田 公則

永田 公則

Masanori Nagata
IT統括部 企画グループ グループ長

2004年入社以来、情報システム部門を中心に従事。2021年にIT統括部に異動し、IT戦略の企画・立案、IT部門の人財育成などに取り組んでいる。

金子 敏幸

金子 敏幸

Toshiyuki Kaneko
IT統括部 データマネジメントグループ グループ長

2006年入社。7年間リテール営業を経験後、人事部に異動し、人事異動や評価、人事制度の企画・立案業務に従事。2022年よりIT統括部に異動しサイバーセキュリティ、情報資産管理やAIガバナンスの整備などに取り組んでいる。

QUESTION #01

あいおいニッセイ同和損保におけるIT部門が担う業務について教えてください。

永田

大きく4つのミッションがあります。1つ目が既存ビジネスをささえるシステムの開発・保守・運用。2つ目が新規ビジネス施策の検討におけるIT・デジタル面からの推進支援。3つ目がITガバナンスによるサービスの安定供給、4つ目が人財育成です。

金子

IT部門というと、1つ目にあげられた既存ビジネスの保守・運用をイメージされがちです。もちろん、当たり前の日々を過ごしていくために根幹となる業務ですが、新規ビジネス展開に向けた施策立案・企画にも力を入れており、国内外問わず、新規事業展開の礎となる取り組みも行っています。IT統括部では、スタートアップ企業とのアライアンスやベンチャーのタイアップ等では常に「何か面白いことができないかな?」と考えながら、新しいものを生み出していくことに非常に意識が高いです。内向きな業務だけではなく、新しいことに対するチャレンジ意欲の高さを感じたことがIT部門に着任してから良い意味でギャップでした。

永田

IT部門から新規展開した代表的な事例では、テレマ損害サービスシステム※があげられます。IT部門のメンバーが、アライアンス先を発掘しながら様々な部門と連携を図り、事業化が実現しました。今、新規ビジネス施策にはITやデジタルが不可欠な時代です。社内の新規ビジネスを企画している様々な部門からITやデジタル面からの実現性などに関する相談をいただく機会は非常に多いです。

QUESTION #02

積極的に経験者採用を行う理由と、期待していることを教えてください。

金子

年々高まるサイバー脅威への対応だけでなく、DX・デジタルの推進、IT領域が拡大しており、サイバーセキュリティ人財の重要性が高まっています。当社は新しいビジネスを広く展開していくために、様々なアライアンス先企業と協業をしていますが、複数の会社とシステムをつなげることが当たり前になっています。そのため、システム構想の段階からセキュリティの安全性の担保ができるような人財が必要になってきます。

永田

DX・デジタル関連の新規事業に多くのコストを投下できたとしても、セキュリティの安全性が担保できないと事業の実現は難しい時代です。様々なパートナーの方とコミュニケーションを取りながら、システムを検討していく構想段階から、事業実現に必要な技術面での対策のみならず、セキュリティ面のリスクや対策にも目配せをしながら全体把握が出来ることを期待したいですね。
企画業務については、相手の要望・抱えている問題等を聞き出す力、それを理解して提案する力が必要です。多角的な質問により相手を引き出す能力がある方は、当社で活躍していただけると思います。

QUESTION #03

IT部門における育成環境とキャリアパスについて教えてください。

永田

経験者採用で入社した方でも、今までの経験を活かすだけではなく、当社でさらに成長し活躍するための環境づくりも大切にしています。国際業務に興味のある方であれば、海外部門と連携しながら、現地法人と連携する形でプロジェクトに参画する形もあります。実際、海外出張によりさまざまな国(アメリカ、オーストラリア、タイ)でやっています。

金子

決まったキャリアパスはないと思っています。企画業務、実務運用業務、出向という様々なステージでご自身に足りないもの、ご自身が求めるものを学べる場所は多くありますから、知識・スキルをしっかりと身につけていただけます。

永田

IT部門以外の世界を知ってもらえるよう、人財交流の機会も積極的に作っています。本社部門内での交換留学のようなイメージです。本社部門内の異なる部門で学んだ経験を、IT部門に戻って還元してもらいたいとの考えからこうした機会を設けております。

QUESTION #04

当社におけるIT部門のやりがいはどういった部分になるのでしょうか?

永田

システム部門は先に述べたような新規事業の企画・立案をITやデジタルの側面から支えたり、時には自らが立ち上げたりすることも重要であり求められている役割ですが、それ以上か同等に日々の業務を何事もなかったかのように支えることは我々の部門の重要な役割です。このように、日々の業務を何事もなかったかのように支えていることはやりがいの一つです。

金子

そうですね。何もないことが当たり前なんですよね。もし何かが発生した際は、被害を最小限に食い止めなくてはいけないし、再発防止取り組みへの責任感を日々とても強く感じます。あとは、新しい事業や企画が世の中にリリースされたとき、自分がプロセスに携わっていることを実感できることは貴重だと思っています。
MESSAGE

QUESTION #05

最後に、当社へ経験者採用を考えている方にメッセージをいただけますか?

永田

当社には、前向きに頑張ろうと思っている人を全力で支えようという風土があります。その気持ちがあればぜひ当社を選んでほしいです。

金子

不安なことも含めて全部素直に吐露していただいて構いませんし、全力で受け止めます。みなさんが、一緒に働いてみたいと思っていただければ、ぜひ応募いただきたいです。
※テレマ損害サービスシステム・・・テレマティクス損害サービスの略称。
自動車事故発生時、相手車両・周辺環境を含む事故状況の把握や過失割合の判定サポート機能を活用した事故対応を可能にしたシステム

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